「便秘の予防には、食物繊維よりも水分?」
こんな報告が、American Journal of Gastroenterology誌の4月号に掲載されております。
8000人の調査で、殊に兎糞(コロコロした硬便)の人を便秘と定義した研究です。
その結果、水分不足のグループの便秘率が13%であったのに対して、水分摂取の多いグループの便秘率は8%に留まっていました。 その差実に5%!
これは結構な差がついております。水を飲むだけでですよ。
因みに、この研究では食物繊維は便秘リスクとは関係なかったとされております。当然ながら、反論も出てきております。
解釈は色々あるものの、これからの季節、脱水になると便秘が酷くなることは確かなようです。食物繊維だけでは駄目なようで、それに加えて十分な水分補給が便秘の予防に肝要なのでしょう。