さて、いよいよ検査です。大腸の検査は便汁で下着が汚れるので、紙製の使い捨てのパンツとシャツに着替えてもらいます。
そして検査台へ。65歳以上の方は、下剤で脱水気味になっていることがあるので点滴をしながらの検査になります。
緊張のあまり、おなかに力が入っては内視鏡が進みにくく、また大腸の曲がり角で腸が張って痛みが生じることがありますので、鎮痛剤と安定剤の注射をします。大抵の人は注射をしているうちに眠たくなって寝てしまいます。
気になる内視鏡本体ですが、かなり柔らかい内視鏡を導入しております。
先端は、ライトとレンズとそして細胞を取る道具を出す穴が開いています。
ポリープや潰瘍などがあれば、その場で細胞を採取して検査に出します。