酸ヶ湯温泉
冬場には5メートルの積雪を記録する年もありまして世間一般的には豪雪地帯としての知名度が高いのですが、温泉のほうもなかなかどうして有名どころです。夏場に行きましたが、駐車場はそこそこ広いもののすぐ満車になります。八甲田山登山帰りの人が多いようです。
玄関を入ると板張りの公民館のような佇まいです。宿泊施設も併設していますが、なんと夏場でもクーラーは必要ないのでエアコンが設置されていないそうです。お風呂に関しては、有名なヒバ千人風呂という大浴場は基本的に混浴です。大浴場には2つの湯舟がありそれぞれ源泉が異なります。入り口近くの湯舟(熱湯)は一応仕切りがあって女性専用ゾーンが設けられておりますが、あくまでも一応です。そして奥の湯舟(四分六分)は完全混浴です。でも、湯あみ着は販売している様ですのでご安心を。それでも混浴は少し……という人は、小さいですが男女別の浴室もあります。ただ、ここまで来たら大浴場には入っておいてほしいです。着衣でチラッと覗くだけでもしておいてください。
泉質は酸性硫黄泉。pHは1.76とかなりの酸性。舐めて確かめたい気持ちはあるのだけれど湯舟の湯を舐めるのは躊躇われるので、冷湯というかけ湯を舐めてみました。酸っぱい! 酸っぱさはオレンジジュース並み。効能は神経痛・筋肉痛等々書かれており最後のほうにきりきず・やけどとありますが、皮膚疾患の方は飛び上がるくらい沁みると思います。
ぶらっと行くには遠すぎますが、機会があればもう一度行ってみたい温泉です。