トップページ >> 新着情報一覧

  • 当クリニックで行われている治療の説明をご案内いたします。

  • 当クリニックで行われている内視鏡のご案内です。

  • 当クリニック院長から皆様へ挨拶です。

  • 当院で出来る検査をご紹介いたします。

新着情報一覧

2014年5月2日 - 書評のコーナー~その12~

最近書評のコーナーばかりです。 半沢直樹シリーズの著者の作品です。 半沢課長は登場しません。町工場の社長 vs銀行。vs大企業の狭量な管理職。の対立軸で話は進みます。水戸黄門並に勧善懲悪・予定調和で安心して読めます。感想は?と訊かれると、う~ん。 悪くはないけど、わざわざ買ってもらうほどではないなあ。 です。 ...続きを読む

2014年3月11日 - 書評のコーナー ~その11~

映画になるとのことなので、今回は「神様のカルテ2」を読んでみました。 これは、読者の立場によってかなり読後感が違うと思います。医者が読んだ場合、その奥さんが読んだ場合、看護師が読んだ場合そしてこの業界以外の市井の人々が読んだ場合。自分が重ねる登場人物によって捉え方が違います。 著者の夏川草介氏は長野県の現役の消化器内科医です。仕事の傍ら小説を書いているのだそうで。 今回は、マスコ ...続きを読む

2014年1月19日 - 書評のコーナー ~その10~

久々の書評のコーナーです。 ダヴィンチ・コードのラングドン教授シリーズ第4作です。 以前にも書きましたが、洋書は翻訳者というフィルターがかかるのであまり好きではないのですが。まあ、ダヴィンチ・コードが面白かったのでひとまず読んでみようという気になりまして。 しかしながら、上巻の半ばにて「なんじゃこれ?」、80巻以降の「美味しんぼ」か、これは? イタリア旅行したことのない人に ...続きを読む

2013年8月24日 - 書評のコーナー その9

見てますか?半沢直樹。 テレビドラマは余り見ない方なのですが、これはやられました。 翌日からお仕事なのに、日曜日の晩が待ち遠しいなんて。 で、東京の営業第二部半沢次長編が待ちきれずに原作を読んでしまいました。 良い出来です。ドラマでの半沢・渡真利・大和田役がこれ以上はない程適役だったので、小説も一息で読めました。個人的には、渡真利役の及川光博が絶妙なはまり役でした。 ...続きを読む

2012年12月18日 - 書評のコーナー その8

これ見よがしに印籠を掲げて「これにて、一件落着~!」と愉快そうに叫ぶ、矍鑠としたお爺さんのお話ではありません。本文中には印籠は一切出てきませんし、諸国漫遊の旅に出る気配もありません。 「光圀」がまだ「光國」であった頃の青年期~壮年期の物語です。強いて言うならば、傾奇者時代の「光國」。漫画「花の慶次」主人公の前田慶次にイメージがダブりますが、前田慶次よりは相当ギラギラしています。 ...続きを読む

2012年11月15日 - 書評のコーナー その7

いつもミステリーものばかりなのでたまには違うものを。 と云う訳で、少しばかり古い本ですが司法ものを。 そして私、厚い本が好きなので今回の本も矢張り少々分厚いです。ほんの700ページ程です。 丁度、PL法が喧しく報道されていたころの話でしょう。いきなりPL法がらみのオープニングです。しかしこれは本編にはほとんど絡んできません。 主人公は検察庁から最高裁に出向中の女性。 ...続きを読む

2012年10月15日 - 書評のコーナー その6

題名からは、何やら宗教絡みのミステリー小説かと思っていましたが、何のことはない、主役は学校の先生でした。しかも、「経典」ではなく「教典」。 舞台は主に学校で、何事にも完璧主義者(詳しくは作品を)の教師が行った些細な殺人事件が、わらしべ長者的に大きな事件になって行き、完全犯罪にするために渋々大量殺人を行う羽目になるストーリーです。これだけ見ると「大量殺人をおこなう羽目になる?」なのですが、主人 ...続きを読む

2012年8月22日 - 書評のコーナー その5

今回は、「謎解きはディナーのあとで」です。映画化もされて一度読むべしと意気込んで読みました。 しかし、軽い!軽い!ヘリウムのように軽い!ここのところ、濃い本ばかり読んでいたので余計に軽い! 短編集だとは知らずに読んでいました。事件が起きてお嬢様刑事が登場。お決まりのライバル刑事が現場を引っ掻き回して、当然のように事件は解決せず。夕食後の不機嫌なお嬢様が執事に「あなたならどう思う?」 ...続きを読む

2012年7月25日 - 書評のコーナー その4

久々の書評のコーナーです。今回は、ミステリー部門です。ミステリーと言っても色々ありますが、ダビンチ・コードの様な暗号謎解きではなく、神主兼古書店の主人が脇役を従えて薀蓄たっぷりに説教して謎を説いてゆくというパターンでもありません。 サイエンスミステリーの範疇に入ります。が、この本の読み難さと云ったら、今まで読んだ本の中でもかなり上位にランキングします。喩えて言うなら、学生時代に夏休み ...続きを読む

2012年3月13日 - 書評のコーナー その3

最近、書評ばっかりですいません。 「このミステリーがすごい 第1位」「2012本屋大賞ノミネート作品」ときたら読まないわけには行かないでしょう。 日本のアパート兼実験室、合衆国、そしてアフリカ。3つの地域で起こる事件が微妙な間合いでリンクしてゆく。600ページの厚みならではの展開です。 内容的には、冴えない大学院生が命の危険に曝されつつ半ば強制的に新薬の開発に狩り出され、一方アフ ...続きを読む