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新着情報一覧

2015年5月10日 - 書評のコーナー ~その22~

どうも書評のコーナーだけが着実に更新されております。別に無理して読んでるわけではなく、これでも間引いている方です。全部書いていたら、今頃は3桁の連載数になっているでしょう。 さて、本題に。 海外の作家さんの作品は訳者の個性が入るので余り好きではないのですが、ミステリー6冠との帯に惹かれて購入。しかし乍ら、う~ん。展開と言いネタと言い、一言でゲスい。褒めるところなしです。 アレック ...続きを読む

2015年4月10日 - 書評のコーナー ~その21~

判ったような解らないような題名です。連日のようにISのニュースが流れていたので、先日から宗教関係の新書を続けて読んでいます。 11月には七五三を神社で行い、12月にはクリスマスで浮かれて。大晦日には寺で除夜の鐘を聴き、0時ジャストに神社に行く。われわれ日本人には当たり前の光景ですが、これが世界のスタンダードからどれだけかけ離れている事か。神道・仏教・キリスト教がごちゃごちゃに混じって ...続きを読む

2015年3月19日 - 書評のコーナー ~その20~

とうとう、書評のコーナーが20回を迎えました。 クリニックのホームページなのだか、本屋のホームページなのだかわからなくなってきました。 閑話休題。 池上彰と佐藤優の対談形式ということで、題名も見ずに購入しました。池上氏は皆さんTVでご存知かとおもいますが、佐藤氏はTVには殆ど出てこないので、知らない人も多いのでは。実は元外務省主任分析官で対ロシアの専門家。本屋をウロウロしていると ...続きを読む

2015年2月10日 - 書評のコーナー ~その19~

京極夏彦作の短編集です。以下、京極堂シリーズを読んだことのある人対象の書評です。 今回は、妖怪の類いは一切出てきませんし、神主も出てきません。勿論、虚言癖のある少年が世間を騒乱させて、それを眉目秀麗な探偵が意味不明な理屈と剛腕で解決するといったストーリーでもありません。 舞台設定は、恐らく昭和40年代と思われます。主人公は少し癖のある小学生3人組。舞台は主に学校かその通学路。所詮は小学 ...続きを読む

2015年1月17日 - 書評のコーナー ~その18~

ご存知、半沢直樹の作者です。 一応、事件が起きてそれを解決してゆくというストーリーですが、全然事件ものではありません。 銀行の内部事情告発といいますか、結構ドロドロしてるんですよ、という話です。銀行関係者が読むと「う~ん。あるある!」という話なのでしょう。 読んでいて、あまり燃えませんでした。 因みに、シャイロックとは、ヴェニスの商人に出てくる金貸しのことです。 ...続きを読む

2014年10月15日 - 書評のコーナー ~その17~

センセーショナルなタイトルが目を引きます。要は、現代人の食生活は糖質過多であるという内容です。これには強くagreeです。一般的に、肥満体型で肉が大好物という人は余り見かけません。大抵の人は米飯や麺類が好きであったり、別腹で甘味やお菓子が好きであったりします。 個人的には、昨年からジムに通い始めたのを契機に体脂肪を落として効率的な筋力アップを図るため、「ハーパーの生化学」と云う教科書 ...続きを読む

2014年9月15日 - 書評のコーナー ~その16~

またまた半沢直樹シリーズです。 週刊ダイヤモンド誌に連載されていた小説が漸く単行本化しました。期待大で読み始めました。 大体にして始まりは、半沢直樹が無理難題を押し付けられたことから事件が始まります。そして立ちはだかる派閥の壁と隠蔽工作を、正論を駆使して喝破して解決してゆくという水戸黄門並みに予定調和というか勧善懲悪のストーリーで読者はハラハラしながらも安心して読めるというのがウリであ ...続きを読む

2014年8月20日 - 書評のコーナー ~その15~

先日、非常に読みにくい本に手を出してしまったので、口直しに読みやすそうな本を。 タイトルを読む限りは、昔は海賊といわれるほど悪かったけれども、あることを契機に心を入れ替えて全うに働いた人の話かなと思っていたのですが、全く違いました。海賊は余り意味なしでした。文字通り、海上で縦横無尽に商売していたので当時海賊と呼ばれていただけのことです。しかも、商売敵から。なんでこんなタイトルつけかのかな? ...続きを読む

2014年8月14日 - 書評のコーナー ~その14~

それはそれは読みにくい本でした。このコーナー始まって以来、初の挫折かと思いました。 しかもまさかの4巻セット。 1巻だけ矢鱈薄いので何故かなと思っていたのですが、1巻読み終えた時点でその理由が解りました。 これは、好き嫌いの別れる本だなと。「駄目な人は1巻で諦めて下さい。1巻は薄いので出費も軽く済んでいるでしょう。」という意味と取りました。多分それが正解です。 残念ながら私、長編好きなので ...続きを読む

2014年6月4日 - 書評のコーナー ~その13~

半沢直樹以来、池井戸潤ばかり攻めています。そんな訳で、今テレビで放映中のルーズヴェルト・ゲームを読んでみました。講評を一言で言うと、テレビの方が上手にできています。それなりに見せ場も設けられておりますし。 以前、このコラムで半沢直樹はサラリーマンのファンタジー小説であると書きましたが、この小説は全く違います。何が違うって、主人公が社長ですよ。社長が取引先の生産調整から資金難に陥り銀行に頭下げ ...続きを読む