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新着情報一覧

2016年7月17日 - 書評のコーナー ~その32~

2015年の「このミステリーがすごい」大賞作品です。「このミス~」は「チームバチスタの栄光」の海堂尊氏を輩出した割と期待の持てる賞です。 となると、書評のコーナーとしては取りあえず読んでおかなければいけないでしょう。しかも今回は、「美術ミステリー」と煽られているではありませんか。美術蘊蓄は大好物なので、期待は募ります。 内容は、現代アート作家とその作品を扱うギャラリーを中心にそ ...続きを読む

2016年6月15日 - 書評のコーナー ~その31~

京極夏彦の新シリーズ、と云えば否が応にも期待は膨らみます。読者を煙に巻くような薀蓄がまた聴けるのか。スピンオフ作品もできてしまう破天荒な御曹司のようなキャラは出現するのだろうか。   当たり外れの差が大きいこの作者、本の厚みは申し分なし。3㎝はあります。十分です。 期待と不安をないまぜにして、久々の京極作品の鑑賞です。 読み始めて程なく。 ん?何か違 ...続きを読む

2016年3月20日 - 書評のコーナー ~その30~

「しゅららぼん」という単語自体非常に気になりますが、結局大きな意味はありませんでした。この作者、タイトルに変な単語を入れるのが大好きです。前作の「ホルモー」と同じくらい意味がないです。 石走という架空の町で、琵琶湖からパワーを貰って特殊能力を操る人たちが繰り広げるドタバタしたお話です。特殊能力といっても人の心に入り込んで時間を止めたりというようなもので、ビームを出して町を壊しながら悪 ...続きを読む

2016年2月15日 - 書評のコーナー ~その29~

プリンセス・トヨトミ 「鹿男あをによし」の次作です。相変わらず、突拍子もない設定をぶつけてきます。この本に関しては内容部分にある程度障らないと論評できないので、あらすじを少しなぞります。 話は、会計検査院の一行が大阪府庁周辺の会計監査を行う所から始まります。その際、OJO(オー・ジェイ・オー)なる団体に疑惑の目が向けられます。そしてOJO監査の過程で「大阪国」なるものの存在が顕 ...続きを読む

2015年11月30日 - 書評のコーナー ~その28~

天空の蜂   とある本屋のコミックコーナーにて。 たまたま「天空の蜂」上下巻と目が合いました。何気なく手に取ると帯には映画化の文字が。しかも原作が東野圭吾ときては、原典をあたらねば。聞いたことのない題名ではありましたが、迷わずゲット。600ページもありました。600ページの文庫本が上下巻2冊のコミックに収まるという事は、内容が薄いのかなと危惧していましたが、大丈 ...続きを読む

2015年10月20日 - 書評のコーナー ~その27~

鹿男あをによし 前掲「鴨川ホルモー」の2作目です。ドラマ化されていた様ですが、全く知りませんでした。本の帯やら、煽りの文章には「1人の青年が日本を救う」的なことが書かれておりました。連綿と続く秘密結社の企みを、丁々発止の捕り物の末に阻止するという「ダ・ヴィンチ コード」的な内容かと思っておりましたが、矢張りくーだらない内容でありました。 物語は、本人の意に反して学校の先生を下命 ...続きを読む

2015年9月18日 - 書評のコーナー ~その26~

鴨川ホルモー   内容を知らずして、タイトルだけ見て購入する人は皆無かと思われますが、中身を読んでみると、将にこれ以外にタイトルは選びようがありませんでした。 ホルモンではなく、ホルモー。表紙でいきなり誤植?鴨川での焼肉パーティーの話?と思いながらも中身は確認せず。時々書店で表紙は目にして気にはなっていたのですが。 今回、有効期限ギリギリの電子書籍のクーポ ...続きを読む

2015年8月17日 - 書評のコーナー ~その25~

このコーナーばかりが伸びてゆきます。 最早、書店のブログ? 昔々に読んだことのある小説を読み返してみました。さて、どうなることやら。 不思議な小説でした。25年ほど前の作品です。舞台は中国。恰も史実の様に書いてはいるものの、全くのフィクション。第1回ファンタジーノベル大賞ですから、勿論フィクションです。設定は、全くの出鱈目です。しかし、それなりに時代考証されているのかなと錯覚する ...続きを読む

2015年7月25日 - 書評のコーナー ~その24~

旬の作品なので早速読んでみました。とは言え、店頭での書籍は売り切れであったため、電子書籍(e-book)を使用しての読書です。紙媒体では148ページなのですが、スマホで読むと411ページ。画面が小さいので、1ページあたりの文字も少なく、ページを捲るのが忙しかったです。かと言って、文字を小さくすると今度は老眼で読めないし。 さて、内容ですが。売れない芸人徳永が主人公。熱海の花火大会の余 ...続きを読む

2015年7月8日 - 書評のコーナー ~その23~

「感動する!数学」 去年のことです。 所用で広島まで出かけた時のことです。 少し変則的な、矢鱈に安い切符をJRで売っていました。 行きは広島まで新幹線、帰りは福山まで在来線で福山からは新幹線使用可という切符です。 広島‐福山間は新幹線でたったの一駅、何の問題もなしと思って切符を購入。 さて、帰宅当日。帰りの所要時間を調べて目を疑いました。在来線には快速電車はなく ...続きを読む