トップページ >> 新着情報一覧

  • 当クリニックで行われている治療の説明をご案内いたします。

  • 当クリニックで行われている内視鏡のご案内です。

  • 当クリニック院長から皆様へ挨拶です。

  • 当院で出来る検査をご紹介いたします。

新着情報一覧

2019年11月9日 - 書評のコーナー ~その61~

「重版出来」 まず、このタイトルが読めるかである。「でき」ではなく、「しゅったい」と読みます。本の重版がかかることです。詳しくはググって下さい。 中身は、典型的なお仕事漫画です。漫画家目線からの漫画としては「バクマン」が有名ですが、これは逆。編集者目線から、漫画業界や出版業界のあるあるを描いています。 物語は、主人公である黒沢心の出版社での面接の場面から始まります。 この面接を通過し ...続きを読む

2019年10月17日 - 書評のコーナー ~その60~

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼   小説新人賞の一つ、「このミステリーがすごい!」大賞出身の作家さんです。残念ながら優秀賞ではなく「隠し玉」としてデビューしましたが、受賞作の「スマホを落としただけなのに」は、北川景子主演で映画化までされました。 この夏、お盆の移動中に読むものが無くなり、コンビニで調達。いつかは読まないといけないと思っていた作品でして ...続きを読む

2019年9月20日 - 書評のコーナー ~その59~

神様のカルテ、続編です。最早、信州の山並みの描写や松本市内の描写は堂にはいったものです。地の文は、すっかり自分の世界観を構築しての、一人称での語りなので、読者はスッと感情移入できます。見事なものです。 今回の栗原一止は、市中病院の本庄病院から信濃大学の大学院生になっていました。9年目で大学院は少し遅いような気がしますが、そこは人それぞれなので気にしないことにしました。 今までは ...続きを読む

2019年8月15日 - 書評のコーナー ~その58~

ニムロッド   芥川賞受賞作品です。最近の受賞作品では「火花」「コンビニ人間」以外はどうにも読む気になれなかったのですが、ビットコインのマイニング絡みの内容とのとこでしたので、読んでみました。しかも単行本ではなく、芥川賞受賞作2作が収載されている「文藝春秋」で読みました。 登場人物は、主に3人。サーバー管理会社社員の主人公とその彼女、そして主人公の先輩で、訳あっ ...続きを読む

2019年6月27日 - 心房細動って 知ってますか?

心房細動って聞いたことありますか。 不整脈の一種ですけど、脳梗塞の原因になるので有名です。心房細動から脳梗塞になった有名人といえば、まず頭に浮かぶのが長嶋茂雄さん。そして、小渕元総理やサッカーのオシム監督です。西城秀樹さんは違います。 心臓の病気で脳梗塞ってどういうこと?気になりますねぇ。ざっくりしたイメージで捉えると、心房細動は心臓の脈が適当に打っている状態なのです。というこ ...続きを読む

2019年5月7日 - 書評のコーナー ~その57~

ゴールデンスランバー   本の題名は、ビートルズの曲の題名です。例によってあまり意味はありません。随所にビートルズに関しての蘊蓄を挟んできますが、本筋とはほぼ無関係です。 もちろん架空の話ですが、現職の首相が衆人環視の中で爆殺されます。当然犯人探しが始まるのですが、青柳なる青年が無実の罪を着せられます。どこからどうみても無実です。しかし警察は躍起になって青柳を逮 ...続きを読む

2019年4月12日 - 書評のコーナー ~その56~

愛なき世界   推理物でもなく、冒険活劇でもなく。ただただ、理系女子の思考回路を愉しむという作品です。登場人物はT大理学部生物学科の面々。定食屋のお兄ちゃんが出前を配達しながら、理系あるあるを引き出してゆきます。定食屋のお兄ちゃんは、出前を通して大学院生に恋慕するのですが、その子は人間には興味がなくてひたすらシロイヌナズナの葉を顕微鏡で眺めています。決しておかしい子ではありま ...続きを読む

2019年3月7日 - 書評のコーナー ~その55~

流 適度な厚さと、「直木賞受賞」の帯にひかれて読み始めました。舞台は1980年前後の台湾。国中で国民党がどうとか言っている、十分カオスな時代の台湾。 物語は、主人公の回想録のような形で、一人称目線での語り。青春小説というカテゴリーの書評家の意見でありますが、まあ青年時代のグダグダした葛藤を描いているだけ。 元優等生の主人公がひょんなことから零落し、地を這うようなレベルの高 ...続きを読む

2019年2月12日 - 書評のコーナー ~その54~

ハゲタカ いわゆる経済小説のカテゴリーです。舞台は2001年の日本。米国ファンドであるホライゾン・キャピタル日本法人会長の鷲津が、不良債権や借入金で傾いた日本企業を買い取って再生させてゆく物語です。それほど興味はなかったのですが、続編の「ハゲタカII」には、ペンタゴン経営のためにすっかり傾いてしまった「鈴紡」という会社が出てくるので、まずは「ハゲタカ」から読みだしました。背表紙には、 ...続きを読む

2019年1月7日 - 書評のコーナー ~その53~

新世界より 悪の教典でおなじみの貴志祐介の作品です。かなり手練れのホラー作家です。今回の本は、単行本で上中下巻の三冊と、割とボリュームがあります。小説は、主人公の渡辺早季の述懐から始まります。一人称視点からの小説で、これは書くのに技術がいります。感情移入はしやすいものの、他の登場人物の感情の描写が甘くなります。しかし、主人公視点でなければ、この小説はできなかったと思います。 舞 ...続きを読む