トップページ >> 新着情報一覧

  • 当クリニックで行われている治療の説明をご案内いたします。

  • 当クリニックで行われている内視鏡のご案内です。

  • 当クリニック院長から皆様へ挨拶です。

  • 当院で出来る検査をご紹介いたします。

新着情報一覧

2020年5月14日 - 書評のコーナー ~その64~

Medium   帯に、「このミステリーがすごい第一位」と書かれていれば、読まざるを得ないでしょう。ミステリー系なので、詳述して内容に触れてしまうと残念になるので今回はサラッと。 四六番のハードカバーの本です。表紙にはカワイ子ちゃんが書かれておりますが、これも最終的には伏線の一つです。ああ、そういう事だったのねとなります。 内容的には、推理作家が美人の霊媒 ...続きを読む

2020年4月15日 - 内視鏡検査について

日本消化器内視鏡学会から、 エアロゾルの発生の可能性があるため、 緊急事態宣言の発令されている地域では、不急の内視鏡検査は行わないよう提言が発表されました。 それを受けまして、当院でも5月の連休明けまでは内視鏡検査を休止することにしました。 ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。 ...続きを読む

2020年2月22日 - 書評のコーナー ~その63~

べらぼうくん   また妙なタイトルですが、万城目学氏の作品なので「ああ、またか……」的にスルーです。例によって、あまり意味はありません。 この本は小説ではありません。エッセイのような自叙伝のような、まあ面白ければどちらでも構わないのですが、彼の半生が綴られております。 高校を卒業して浪人するところから書かれております。出身高校が同じなので、高校時代から書いてほしか ...続きを読む

2019年12月9日 - 書評のコーナー ~その62~

むらさきのスカートの女   今年の芥川賞受賞作品です。年に二回選考されます。私、毎度のことですが、芥川賞受賞作品は、単行本ではなく雑誌の文藝春秋で読んでおります。なぜ、わざわざ文藝春秋かといますと、この本には芥川賞受賞選考委員の選評が載っているからなのです。 作品を読む前に、選評を読みます。選者は相変わらず勝手なことを言っております。曰く、ミステリアス。曰く、常 ...続きを読む

2019年11月9日 - 書評のコーナー ~その61~

「重版出来」 まず、このタイトルが読めるかである。「でき」ではなく、「しゅったい」と読みます。本の重版がかかることです。詳しくはググって下さい。 中身は、典型的なお仕事漫画です。漫画家目線からの漫画としては「バクマン」が有名ですが、これは逆。編集者目線から、漫画業界や出版業界のあるあるを描いています。 物語は、主人公である黒沢心の出版社での面接の場面から始まります。 この面接を通過し ...続きを読む

2019年10月17日 - 書評のコーナー ~その60~

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼   小説新人賞の一つ、「このミステリーがすごい!」大賞出身の作家さんです。残念ながら優秀賞ではなく「隠し玉」としてデビューしましたが、受賞作の「スマホを落としただけなのに」は、北川景子主演で映画化までされました。 この夏、お盆の移動中に読むものが無くなり、コンビニで調達。いつかは読まないといけないと思っていた作品でして ...続きを読む

2019年9月20日 - 書評のコーナー ~その59~

神様のカルテ、続編です。最早、信州の山並みの描写や松本市内の描写は堂にはいったものです。地の文は、すっかり自分の世界観を構築しての、一人称での語りなので、読者はスッと感情移入できます。見事なものです。 今回の栗原一止は、市中病院の本庄病院から信濃大学の大学院生になっていました。9年目で大学院は少し遅いような気がしますが、そこは人それぞれなので気にしないことにしました。 今までは ...続きを読む

2019年8月15日 - 書評のコーナー ~その58~

ニムロッド   芥川賞受賞作品です。最近の受賞作品では「火花」「コンビニ人間」以外はどうにも読む気になれなかったのですが、ビットコインのマイニング絡みの内容とのとこでしたので、読んでみました。しかも単行本ではなく、芥川賞受賞作2作が収載されている「文藝春秋」で読みました。 登場人物は、主に3人。サーバー管理会社社員の主人公とその彼女、そして主人公の先輩で、訳あっ ...続きを読む

2019年6月27日 - 心房細動って 知ってますか?

心房細動って聞いたことありますか。 不整脈の一種ですけど、脳梗塞の原因になるので有名です。心房細動から脳梗塞になった有名人といえば、まず頭に浮かぶのが長嶋茂雄さん。そして、小渕元総理やサッカーのオシム監督です。西城秀樹さんは違います。 心臓の病気で脳梗塞ってどういうこと?気になりますねぇ。ざっくりしたイメージで捉えると、心房細動は心臓の脈が適当に打っている状態なのです。というこ ...続きを読む

2019年5月7日 - 書評のコーナー ~その57~

ゴールデンスランバー   本の題名は、ビートルズの曲の題名です。例によってあまり意味はありません。随所にビートルズに関しての蘊蓄を挟んできますが、本筋とはほぼ無関係です。 もちろん架空の話ですが、現職の首相が衆人環視の中で爆殺されます。当然犯人探しが始まるのですが、青柳なる青年が無実の罪を着せられます。どこからどうみても無実です。しかし警察は躍起になって青柳を逮 ...続きを読む