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新着情報一覧

2021年7月15日 - 書評のコーナー ~その71~

夜は短し歩けよ乙女 京都の吉田山・百万遍周辺の4畳半アパートに生息する変態ヘタレ大学生の生活を書かせたら日本一の森見登美彦の作品です。今回の主人公はやはりヘタレ大学生ですが前作「太陽の塔」の主人公よりは変態度は低く設定されております。が、話の本筋はヘタレ大学生が後輩の女子学生の後を追って京都中を徘徊するという、良く考えるとやはり変態ヘタレ大学生のお話でした。 話は4部から構成されており ...続きを読む

2021年5月26日 - 神戸市の胃がん健診

神戸市胃がん健診の検査施行医療機関から降りました。 普通の胃カメラは、従来通り施行しております。 ...続きを読む

2021年5月15日 - 書評のコーナー ~その70~

知的再武装60のヒント 池上彰氏と佐藤優氏の対談形式の新書です。この二人よく対談形式で出版しています。今回は、時事問題の難しい話はなしです。 60のヒントと表題に書かれていますが、60個の話題に関しての四方山話です。お二人とも相当な分量の読書をされてきたので、勢い読書方法論に傾きがちです。読者の対象は50歳前後でしょうか。新たに何かを習得しようと考えている人へのアドバイス的なことが書か ...続きを読む

2021年3月27日 - Topix  腸内細菌について

腸内細菌 最近まで腸内細菌の働きについては多くは語られていませんでした。せいぜいが、健康のためにはヨーグルトを食べましょうとか発酵食品が体に良さそうですねとかそんな程度の認識でした。しかし近年遺伝子配列の検索技術が発達してきて膨大な数の腸内細菌の分類が可能になり、腸内細菌と色々な疾患との関係が判ってきました。 ヒト個体を構成する細胞が30兆個といわれておりますが、ヒトの消化管には100 ...続きを読む

2021年2月12日 - 書評のコーナー ~その69~

サピエンス全史 ユヴァル・ノア・ハラリ著。イスラエルの社会学者です。4年ほど前に上梓された著作で、まあ難解です。ネアンデルタール人以前の人類から話は始まります。アフリカから広がった人類がアジア・オーストラリアに広がる経緯だけで100ページほど費やします。その後は、農業革命。産業革命ではありません、農業革命です。曰く、遊牧ではなく農業を始めたために定住しなければいけなくなった。好きな時に狩りを ...続きを読む

2021年1月15日 - 書評のコーナー ~その68~

読書する人だけがたどり着ける場所   「声に出して読みたい日本語」「三色ボールペンで読む日本語」でおなじみの齋藤孝さんの著書です。上記の2冊は有名ですが、どうも子供向けの感じがしていたので全然食指が動きませんでした。今回は、なかなかチャレンジグなタイトルでしたので、試し読みもせずに購入。結果、良い本でした。 ネットで情報を得るためだけに文章を読むことと、知識を深 ...続きを読む

2020年12月15日 - 内視鏡洗浄消毒機更新

この度、内視鏡洗浄機を更新しました。 唾液を介しての新型コロナウイルス感染がおこる中、内視鏡検査の徹底洗浄は急務でした。 そのため思い切って内視鏡洗浄機を更新しました。 大阪医大の研究で新型コロナウイルスの不活化が確認された、カイゲンファーマの強酸性電解水使用の内視鏡洗浄器です。 大阪医科大学プレスリリースのサイトです。 これで一安心。 ...続きを読む

2020年10月23日 - 書評のコーナー ~その67~

マスカレードホテル 東野圭吾のミステリー小説です。が、ミステリーの謎解きに関しては牽強付会とは言わないまでも「そこが伏線かよっ!」と突っ込みたくなるほど強引な所もありまして、ミステリー好き的には消化不良でした。 都内での連続殺人事件。謎の数字を残した犯人が最後に狙うのは、ホテル・コルテシア東京。ホテルでの殺人事件を阻止するべく、警視庁の新田をはじめ多数の警官がホテルスタッフに扮して警備 ...続きを読む

2020年8月6日 - 書評のコーナー ~その66~

太陽の塔 この世には2種類の人間が居ると思うのです。この本を面白いと思う人とそうでない人。そうでない人にとっては、この上なくつまらなく主人公の一挙手一投足がまるで理解できません。なぜそんな行動に出るのか、なぜそう考えるのか。一向に感情移入が出来ないので数ページ読んだところで古本屋行き決定となります。 一方、極貧の大学生活を送り、赤い丸椅子のビニルが破けて中のウレタンがはみ出しているよう ...続きを読む

2020年6月20日 - 書評のコーナー ~その65~

  お経のひみつ 難解な本でした。「ひみつ」などと平仮名で書かれているので平易な内容かと思っていましたが、なかなかどうして歯ごたえのある本です。第一章のお経とは何なのかは余裕で読めますが、第二章の般若心経のあたりから怪しくなって、第三章の法華経から置いて行かれました。 手塚治虫のブッダを何度となく読み返し、高校はごりごりの仏教系で般若心経は暗唱しており、それなり ...続きを読む