トップページ >> 新着情報一覧

  • 当クリニックで行われている治療の説明をご案内いたします。

  • 当クリニックで行われている内視鏡のご案内です。

  • 当クリニック院長から皆様へ挨拶です。

  • 当院で出来る検査をご紹介いたします。

新着情報一覧

2012年7月25日 - 書評のコーナー その4

久々の書評のコーナーです。今回は、ミステリー部門です。ミステリーと言っても色々ありますが、ダビンチ・コードの様な暗号謎解きではなく、神主兼古書店の主人が脇役を従えて薀蓄たっぷりに説教して謎を説いてゆくというパターンでもありません。 サイエンスミステリーの範疇に入ります。が、この本の読み難さと云ったら、今まで読んだ本の中でもかなり上位にランキングします。喩えて言うなら、学生時代に夏休み ...続きを読む

2012年7月11日 - 脱! ピロリ菌感染  その4

左の図は、かなり昔(20年前)の、国別ピロリ菌感染率です。縦軸が感染率で、グラフが大きいほど感染率が高いことを示しています。当時Macで作成したデータなので文字化けしてズレているのですが、何となく先進国が左側、後進国が右側になっています。 日本はというと、何と右から4本目の赤い棒。意外に感染率が高かったのです。 うわあ、これは大変だと思いますが大丈夫。次のグラフをご覧ください。 ...続きを読む

2012年7月1日 - 脱! ピロリ菌感染  その3

そしてこれを契機に胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者から次々とピロリ菌の培養に成功するのですが、これが潰瘍の原因菌であると決定付けるには、Kochの第3・4の原則(詳しくはネットで調べて下さい。ざっくりいうと、分離された菌で病気の再現性があるということです)をクリアしなければいけなかったのです。 そこでMarshallさんは、胃炎の患者から分離培養された菌溶液をなんと自ら飲んで急性胃炎を発症し、そこ ...続きを読む

2012年6月26日 - 案内板のお知らせ

「案内板のお知らせ」というのも、おかしな日本語なのですが。 板宿に新しく移転した区役所ロビーの地図案内板に、当院が掲載されています。 海寄りなのでかなり端っこですが、一度見てみてください。 「見てみてください」もおかしな日本語です。 ...続きを読む

2012年6月21日 - 脱! ピロリ菌感染  その2

で、このピロリ菌ですが、1984年に見つかるまで胃の中にはいなかったのかというと、そう云う訳ではありません。顕微鏡を覗くとちゃんと見えているのです。 しかし、「まさか胃の中に菌が住めるわけがない」との理由で標本作成の際の人工物、平たく言うと「ゴミ」だと思われていたのです。  それまでにも胃の中に菌がいるのだという説は度々出るものの、「培養できないじゃあないの」という理由で却下されてきま ...続きを読む

2012年6月10日 - 脱! ピロリ菌感染  その1

今回から新シリーズの開始です。   最近、「ドックでピロリ菌がいると言われたんですけど」というお問い合わせがあったり、たまたま胃・十二指腸潰瘍の方が続いたりしたもので、纏めてみました。  ピロリ菌って何?という方に。 ざっくり説明しますと、ヒトの胃粘膜に生息する菌で、長期感染することにより慢性胃炎になったり胃潰瘍になったり、そして場合によっては胃がんになったりとあまり有難く ...続きを読む

2012年5月30日 - 「ペパーミントオイル」ってご存知? その2

「ペパーミントオイル」の主成分は、ℓ-メントールといって、ガムや歯磨き粉にも含まれています。当然ながら、無害です。 使用方法は、注射ではなくて直接胃の中に撒きます。 「沁みる(しみる)の?」 いいえ「沁みません」。人によってはミントの匂いが鼻に上がってくる程度です。 「そんなので、効くの?」 効くのです。 65%の人は、胃の動きは止まり、そこそこ止まる人も含めると、約9割の ...続きを読む

2012年5月20日 - 「ペパーミントオイル」ってご存知? その1

胃カメラの時によく訊かれます。 「あれっ、注射はしないのですか?」 胃カメラの直前にする注射は、胃の動きを抑える注射なのです。 確かに注射をすると胃の動きは止まるのですが、副作用で動悸がしたり、前立腺が腫れたりすることもあります。 そこで登場するのが「ぺパーミントオイル」です。(画像は次回) これを胃カメラの最中に、胃に直接撒くことで胃の動きを抑えます。注射ではないの ...続きを読む

2012年5月15日 - 問診票ダウンロード

問診票がダウンロードできるようになりました。 予め印刷して必要事項を記入していただければ、初診時の手間が省けます。 ご活用ください。 ...続きを読む

2012年5月1日 - おかげさまで一周年です

あっという間の一年でした。 地域の皆様のご支援、そして鐘紡病院時代から継続して通院していただいている方々のお蔭で、何とか一周年を迎えることができました。 須磨地域での消化器がんの早期発見・早期治療を目的に開院。 便潜血陽性や食思不振などで発見されたり、高血圧や糖尿病で通院中の方に「そろそろ年だから」で内視鏡をしてみたら発見されたり。数十件のがんやポリープを発見できて、ひとまずは地 ...続きを読む