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新着情報一覧

2012年12月18日 - 書評のコーナー その8

これ見よがしに印籠を掲げて「これにて、一件落着~!」と愉快そうに叫ぶ、矍鑠としたお爺さんのお話ではありません。本文中には印籠は一切出てきませんし、諸国漫遊の旅に出る気配もありません。 「光圀」がまだ「光國」であった頃の青年期~壮年期の物語です。強いて言うならば、傾奇者時代の「光國」。漫画「花の慶次」主人公の前田慶次にイメージがダブりますが、前田慶次よりは相当ギラギラしています。 ...続きを読む

2012年12月2日 - 年末年始休暇のお知らせ

12月30日(日)~1月4日(金)まで、お休みします。 新年は、1月5日(土)から診療開始です。 ...続きを読む

2012年11月15日 - 書評のコーナー その7

いつもミステリーものばかりなのでたまには違うものを。 と云う訳で、少しばかり古い本ですが司法ものを。 そして私、厚い本が好きなので今回の本も矢張り少々分厚いです。ほんの700ページ程です。 丁度、PL法が喧しく報道されていたころの話でしょう。いきなりPL法がらみのオープニングです。しかしこれは本編にはほとんど絡んできません。 主人公は検察庁から最高裁に出向中の女性。 ...続きを読む

2012年10月15日 - 書評のコーナー その6

題名からは、何やら宗教絡みのミステリー小説かと思っていましたが、何のことはない、主役は学校の先生でした。しかも、「経典」ではなく「教典」。 舞台は主に学校で、何事にも完璧主義者(詳しくは作品を)の教師が行った些細な殺人事件が、わらしべ長者的に大きな事件になって行き、完全犯罪にするために渋々大量殺人を行う羽目になるストーリーです。これだけ見ると「大量殺人をおこなう羽目になる?」なのですが、主人 ...続きを読む

2012年9月20日 - おまけのピロリ菌 Q&A

おまけのピロリ菌Q &A Q ピロリ菌は、胃液で溶けないの? A ピロリ菌は胃の粘液層に住んでいて、しかもウレアーゼという酵素を使ってアンモニアを生成して、自分の周囲の胃酸を中和しているのです。 Q ピロリ菌はどうやって胃にダメージを与えるの? A 決定版の学説は未だないのですが、CagAやらVacAという名前の毒素を出して、胃上皮にダメージを与えるのです。 ...続きを読む

2012年9月1日 - 脱! ピロリ菌感染  その7

さて、お待たせしました、漸くピロリ菌の除菌のお話です。 今迄勿体ぶった話をしてきましたが、除菌は極めてシンプル。 2種類の抗生物質と胃薬を、1日2回(朝・夕)7日間内服するだけです。 副作用は、下痢・軟便(30%)、味覚異常(5%)ぐらいです。 気になる除菌成功率ですが、抗生物質の乱用が祟ってか、近年では70-80%といったところです。それも作法通りに治療してのお話です。薬 ...続きを読む

2012年8月22日 - 書評のコーナー その5

今回は、「謎解きはディナーのあとで」です。映画化もされて一度読むべしと意気込んで読みました。 しかし、軽い!軽い!ヘリウムのように軽い!ここのところ、濃い本ばかり読んでいたので余計に軽い! 短編集だとは知らずに読んでいました。事件が起きてお嬢様刑事が登場。お決まりのライバル刑事が現場を引っ掻き回して、当然のように事件は解決せず。夕食後の不機嫌なお嬢様が執事に「あなたならどう思う?」 ...続きを読む

2012年8月15日 - 脱! ピロリ菌感染  その6

ピロリ菌は、胃潰瘍の約70%、十二指腸潰瘍の約90%、胃がんの約80%に認められます。潰瘍を繰り返す人、即ちピロリ菌感染の疑い濃厚です。 ピロリ陽性の十二指腸潰瘍の人を一旦薬で治療します。やれやれ、漸く治ったかと思って薬を止めると、70%の人で潰瘍は再発してしまいます。再発は嫌だからときちんと薬を飲んでいても、半年くらい経って「そろそろ大丈夫かな?」と思って薬を止めるとやはり70%に再発して ...続きを読む

2012年8月8日 - 夏季休暇のお知らせ ー再掲ー

まことに勝手乍ら、8/13-15お休みします。 ...続きを読む

2012年8月1日 - 脱! ピロリ菌感染 その5

理数嫌いの人は一瞬心が折れそうになるグラフですが、踏ん張ってください。 これは横軸に年齢、そして縦軸に感染率を示した国別のグラフです(これまた20年ほど昔の資料です)。インドや象牙海岸(こんな国あったんだ)などの後進国は若い人から高齢者まで全年代にわたって感染率が高いのですが、逆にイギリスやフランスは全年代で感染率は低くなっています。 では日本はと言いますと、赤い線なのですが、 ...続きを読む