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新着情報一覧

2017年3月15日 - 書評のコーナー ~番外編(すこしくどい漫画論)~

今までこのコーナーでは漫画は扱ってきませんでしたが、実は漫画も相当大好きなのです。取り上げなかった理由としては幾つかありまして、一般に漫画が小説よりも格下に見られていることがまず挙げられます。電車内で漫画を読んでいると、何か見下すような目で見られます。特に紙媒体で読んでいると顕著です。被害妄想かもしれませんが。実際の所は、漫画でも十分教養の糧になるものもあれば、逆に小説でも読むに堪えない駄文もたく ...続きを読む

2017年2月20日 - 降圧目標は120mmHgになるのか?

先日、SPRINT試験と云う血圧に関する論文が米国から出ました。かなりインパクトのある結果であり、そのうち新聞やネットに載るかもしれないので、早めに解説しておきます。 10000人を対象にして、従来の140mmHgまでの血圧コントロール群と120mmHgまでに下げる厳格コントロール群に振り分けて、どちらが脳卒中・心不全・心筋梗塞が低かったかを比べた論文です。 当初5年追跡の予定であった ...続きを読む

2017年1月18日 - 書評のコーナー ~その37~

新刊が出たとの事で喜び勇んで読んでみましたが、残念ながら美味しくありませんでした。今までの作品に大きなハズレがなかっただけに残念です。  鴨川ホルモーしかりしゅららぼんしかりプリンセストヨトミしかり、今までの万城目ワールドは、実在の場所や建物に馬鹿馬鹿しくもあり得ないような仕掛けを施して独自のワールドを展開してゆく手法だったのですが、今回は何から何まで読者にとっては架空の場所。とある市街地 ...続きを読む

2016年12月14日 - 書評のコーナー ~その36~

芥川賞を取ったと云う事なので、早速読んでみました。一般に、「私は仕事人間だから…」という台詞を耳にするのでその類の意味でのコンビニ人間かと思っていましたが、全く違いました。良い意味で裏切られました。この主人公は、コンビニが生活のすべてであり、社会規範でもあり、思想・趣味等を形成する諸々の全てでありました。コンビニなくして生きられないというレベルではなく、コンビニなくしては社会生活をはじめ人 ...続きを読む

2016年11月12日 - 書評のコーナー ~その35~

禅の教室 曹洞宗の僧侶が講師で、禅を齧り始めたばかりの詩人が生徒役。対話形式で、難しい禅用語はなるべく使わず禅の世界を解く。といえば聞こえは良いのですが、講師役の僧侶は、東京大学大学院に在籍中に30歳を目前にして禅に目覚め、美方郡の安泰寺という禅寺で修行と得度。しかもその禅寺はかなり変わっていて、電気ガス等々のインフラ以外のコメや野菜は基本的に自給自足。そこで5年修行したのちに渡米。アメリカ ...続きを読む

2016年10月23日 - 書評のコーナー ~その34~

なぜ日本人は賽銭を投げるのか ~民俗信仰を読み解く~ 難解な書籍でした。10年ほど前に、タイトルに惹かれて購入。しかしながら何を書いているのか途中で解らなくなり読み切れず。神社検定を取得して、それなりに知識も増えたので再チャレンジしてみました。 一言でいうと、新書の形をした教科書でした。民俗学に興味があり、且つそれなりの素養がないと途中で挫けます。ひとつひとつ深く掘り下げて解説 ...続きを読む

2016年9月30日 - 書評のコーナー ~その33~

「風太郎」を「ぷうたろう」と呼ばせるところからして、相変わらず巫山戯た小説を予感させますが、なかなかどうして立派な小説でした。何かしら賞を狙っているのでしょうか。 冴えない主人公に強いライバル、風変わりな友人にそしてマドンナの登場。王道です。今回は忍者が主人公なのでどうなのかなと思っていましたが大丈夫でした。のっけから万城目ワールド全開です。ぼーっと読んでいると置いて行かれます。風太 ...続きを読む

2016年8月17日 - 幾つになっても血圧は下げておきましょう

昔々の話。年とったら血圧は年齢+100位で良いんだという乱暴な都市伝説もありましたが、そうでなくても高齢者の血圧はそれほど下げなくても良いんじゃあないかなあというぼんやりとした雰囲気は漂っておりました。 しかし2008年、この都市伝説に終止符を打つ論文が出ました。HYVET studyという論文で、しかもN Engl J Medというかなりグレードの高い雑誌に。 そしてこの大規模臨床試 ...続きを読む

2016年7月17日 - 書評のコーナー ~その32~

2015年の「このミステリーがすごい」大賞作品です。「このミス~」は「チームバチスタの栄光」の海堂尊氏を輩出した割と期待の持てる賞です。 となると、書評のコーナーとしては取りあえず読んでおかなければいけないでしょう。しかも今回は、「美術ミステリー」と煽られているではありませんか。美術蘊蓄は大好物なので、期待は募ります。 内容は、現代アート作家とその作品を扱うギャラリーを中心にそ ...続きを読む

2016年6月15日 - 書評のコーナー ~その31~

京極夏彦の新シリーズ、と云えば否が応にも期待は膨らみます。読者を煙に巻くような薀蓄がまた聴けるのか。スピンオフ作品もできてしまう破天荒な御曹司のようなキャラは出現するのだろうか。   当たり外れの差が大きいこの作者、本の厚みは申し分なし。3㎝はあります。十分です。 期待と不安をないまぜにして、久々の京極作品の鑑賞です。 読み始めて程なく。 ん?何か違 ...続きを読む